新しい息吹
湖水亭の前庭、近江庭園の紅葉もすっかり落ち、冬支度が始まっています。
そして流れの岩組がより一層際立ってきました。
そんな中この花が寒さにもめげず、きれいな花を咲かせてくれています。
なんという花だか分かりますか?
ノジギク(野路菊)と呼ばれる西日本の沿岸に咲く野菊の代表種です。
花って咲く順番があるんですかね。
春、北海道の原生花園では野の花が一斉に咲くと聞きますが
温暖な関西では一年中何かしら見ることができますよね。
近江庭園には他にも沢山の野草が植えられていますが
庭園の中に入ることができませんので写真でお見せしますね。
今咲いているこの花、タツナミソウと言います。
同じ方向を向いて波立つ姿からの命名ですがとってもかわいい波ですよね。
命名者の感性のすごさを感じますよね。
キツジョウソウの中にモミジの実生苗を見つけました。
よく見るといたる所にモミジが生まれています。
この生命力、素晴らしいと思いませんか。
近江庭園は今年竣工したばかりですが・・・
湖水亭もこの春に産まれたばかり、
このモミジと一緒に成長し皆様に愛され喜ばれるよう頑張りますので暖かく見守ってくださいね。
そして皆様も風邪などひかないで頑張ってくださいよ。
それから次回から湖水亭のスタッフを紹介しますね。
名前を覚えて呼んでいただけるととてもうれしいです。
芝生管理の男たち
前回、芝生の紅葉を見ていただきました。
今日はそんな芝生墓地公園で働く、芝を管理している偉大な仲間たちを紹介しましょう。
広大な墓地公園の芝生面積は160000㎡、甲子園球場のグランド12個分の広さだそうです。
この芝を管理しているのはゴルフ場でキーパーを経験された芝生のプロフェッショナル、
農薬は一切使わずに手抜き除草をし、芝生を育てているんですって・・・
そして雑草は春夏秋冬、生える草が違うんだそうです。知っていました?
大変なんですね。そして芝刈りや肥料撒きや芝の更新作業と一年中休んでいる暇はないそうです。
冬とはいってもまだ紅葉が残る墓園で芝生の管理をしている皆さんを写真に撮らせていただきました。
墓参に見える方々に出来るだけご迷惑をかけないよう作業していますが
お気づきのことがありましたら気軽にお声をかけてくださいとのこと。
元気さが伝わってくる写真でしょう。
びわこ池田墓地公園はこのような皆さんにも守られて運営出来ていることに気づかされます。
寒さの厳しい日はその分だけ温もりを感じることができるそうです。
湖水亭で温かいお飲物をご用意しお待ちしております。
寒さ厳しい折は、ゆったりとおくつろぎください・・・
芝生の紅葉
とうとう師走に入ってしまいましたね。
皆さんは今年、秋を何回見つけましたか?
今年は台風の被害が少なかったため葉が痛まずに紅葉がきれいなんだそう。
今日は最後の紅葉、びわこ墓園、野芝の紅葉のお話・・・
樹木は紅葉すると言いますが草の紅葉って聞いたことありますか?
びわこ墓園は芝生の墓地公園、芝生はイネ科だと言うことはご存知でした?
イネ科の代表は稲とススキですかね。イネの代表句と言えば・・・“実るほど頭をたれる稲穂かな”
作者を知っていますか?黄金色の稲はうらやましいほど愛でられますよね。
ではススキは?
尾花(おばな)とよばれて秋の七草として数えられますが時間の経過とともに“幽霊の正体見たり枯れ尾花”や“枯れすすき・・”
ちょっと可哀想だと思いませんか?
見ていただいているびわこ墓園の野芝の紅葉、後ろの雑木林の紅葉と良くお似合いでしょう?
芝生はイネやススキの仲間なんですよ~!覚えて頂けると嬉しいです。
そんな紅葉の芝地を通り抜けた先に湖水亭はあります。墓参にみえたときは必ずお立ち寄りください。
そしてゆっくりと休まれて下さい。
年末ですから交通事故には気を付けてお越し下さいね。
スタッフ一同、心よりお待ちしております・・・
早朝の風景
湖水亭のあるびわこ池田記念墓地公園は、京滋バイパスを利用して
大津方面からは南郷インターチェンジ、大阪・京都方面からは笠取インターチェンジを降りて
瀬田川の南大津大橋を渡ります。
墓園へ向かう途中この季節なら、早朝ですとこんな朝霧に出会うことができますよ。
そして曽束第一トンネルを抜けて300mほど進むと、左側にびわこ池田記念墓地公園のゲートがあります。
管理センターを左に見て直進してください。
左右に9箇所の水汲み場の四阿が建っています。
そして、カイノキの先が湖水亭です。
しかし今はカイノキの紅葉は落葉し、見ることができません。
来年は見逃さないでくださいよ!
じゃー特別に今年最後の最高のカイノキの写真をお見せしましょう・・・
朝霧とカイノキの紅葉、来年はもっと美しく輝くと思います。お楽しみに・・・
湖水亭は誰でも利用できます。是非お立ち寄りください。
秋を支える人々
滋賀県の県木はモミジ、県花はシャクナゲですよね。
ですから滋賀県内にはモミジの名所は沢山あります。
湖水亭の前庭(近江庭園)も数年後には、その仲間入りするかと思います。
モミジの美しさは枝のしなやかさ。
その枝が庭園の景石や水面を覆ったとき、近江庭園は増々輝きを放つそうです。
この石組み、まるで何処かの景勝地を切り取ってきたかの様でしょう。
それは人が据えたとは思えないほどの自然さ、匠の技です。
庭は年月とともに成長するんだそうです。
そして近江の自然環境は、京都以上に庭を成長させてくれるとも聞きました。
いくつもの条件が揃わないと名園は生まれないそうです。
そんな湖水亭の前庭を毎日手入れする職人さん。
作庭に携わった職人さんが管理されているんですよ・・・
モミジの名所だけではなく近江の名園として注目される日も遠くありません。
湖水亭で食事をされる方、そんな眼で近江庭園を見、料理を味わっていただければ幸いです。
スタッフ一同、料理も庭園も皆様と一緒になって育つことを願っています・・・
リンドウの花言葉
急に寒さが増してきましたよね。風邪をひいていませんか?
そんな寒さの中、湖水亭の前の庭(近江庭園)にリンドウ(竜胆)が咲いています。
リンドウは晴れた日しか花が開きません。雨や曇りの日には花をしっかり閉じています。
そんなリンドウの特徴から花言葉は“誠実”そして根っこが生薬(竜胆)として治癒力が評価され“正義”“勝利”とも言われます。
確かに名前のリンドウ(竜胆)は熊の胆より苦そうですね。
それから、もう一つの花言葉、“あなたの悲しみに寄り添う”
野山のリンドウは群生を好まず、ひっそりと可憐な花を咲かせます。
墓園の庭に相応しい花だと思いませんか?
湖水亭へ行ってリンドウに会いたくなったでしょう?
近江庭園は今、紅葉が見ごろでもあります。モミジがしっかり色づきました。
それから前回紹介しました学問の樹と言われるカイノキも見ごろです。
墓園のシンボルツリーです。
紅葉の名所は各地にありますが何処へ行っても人が多いですが、この墓園の紅葉はまだ認知されてないので、
食事をしながらゆっくり紅葉を眺められる、穴場としていただければ幸いです。
寒いと言ってもまだ秋、日中は寒さも気になりません。墓参かたがた湖水亭で秋を感じてみてください・・・
つかの間の風景
朝霧の季語は秋でしょうか?春は朝霞でしょうかね?
湖水亭のあるびわこ池田記念墓地公園は瀬田川の脇にありますので
この時期、朝霧がとっても幻想的なんですよ。
湖水亭のスタッフでないと、こんな景色にはなかなか出会えませんよ!
天気の良い日の早朝、瀬田川に沿って立ち込める朝霧、
一度、経験してみるのも・・・
でも、グズグズしてるとすぐに・・・
あちこち写したいのですが湖水亭の開店準備がありますので・・・
そして気が付けば・・・
快晴です。
湖水亭手前のロータリーに植えられたカイノキ(楷木・ランシンボク)、
紅葉が始まっています。
このカイノキは中国の孔子廟に植えられていることから学問の樹とも呼ばれ墓地公園のシンボルツリー。
墓参に見えた時、忘れないで見てくださいね。
そしてお土産にはそんな秋を味わえる季節限定菓子。
瀬田川沿いのお隣、大津市大石龍門に本社のある叶匠寿庵(有名ですよね)の栗山家(クリサンガ)と言います。
湖水亭スタッフ一押し、秋っていいなぁ~。
秋の彩
秋ですね~ 天高く馬肥ゆる秋なんて言いますが雲まで鰯だ、鯖だなんて言いあっている人いますよね。
私は視覚派、秋は紅葉や秋草の趣きなんて方も。
湖水亭の前庭“近江庭園”にはもう秋がやって来てますよ。
キキョウも残っていますがリンドウが咲き出しました。
でも、一番はこれらのモミジや秋の草花を愛でながらいただく食事。
秋と言えばウナギやシャケやキノコ、それらをまとめてしまった湖水亭秋の限定メニューを紹介しますね・・・
あつあつの石焼で出ますので、おこげが食欲をそそりますよ。“ウナギとキノコの石焼膳” ¥1750
“鮭とキノコのパスタ” ¥860
鮭とキノコの相性がバツグンです。秋らしい一品をどうぞ・・・
湖水亭で過ごす時間は秋の玉手箱みたいだって誰かが言ってました?
是非、秋メニューをご賞味ください。スタッフ一同お待ちしています。
秋のホトトギス
びわこ池田記念墓地公園の周りは大分秋めいてきました。
朝夕は長袖のシャツを着ないといられません。先日までのあの暑さは何だったんでしょうか。
湖水亭のある近江庭園ではホトトギスの花が咲き出しました。
野草のホトトギスの花は野鳥のホトトギスの羽色に見立てたそうですが
野鳥のホトトギスってそんなにきれいですかね・・・
野鳥のホトトギス(時鳥・不如帰)、名前は知っていますが見たことありますか?
鳴き声は知っていますよね。
“特許許可局”と鳴く鳥、昔の人は“テッペンカケタカ”と聞こえたんですって・・・
そして、野鳥のホトトギスは野草のホトトギスの花が咲くのを見て南の島に帰るのでしょうか・・・
(夏鳥と言って日本には子育て(繁殖)のために南の島から渡って来るんですって)
野草のホトトギスには白や黄色の花もありますが
黄色い花を咲かす種をジョウロウ(上臈)ホトトギスと言いますよね。
そしてこのクモの名前はジョロウ(女郎・上臈)グモ、知っていました?
(一寸無理がありましたかね…)
野鳥のホトトギスの写真はありませんがお墓参りは秋が一番、
ご先祖様を偲びながら湖水亭の庭(近江庭園)で秋を感じてみてください・・・
次回は湖水亭の秋メニューを紹介します!
台風のあと…
台風が過ぎ、ようやく秋めいてきましたですかね。
10月の連休の日曜日、お陰様で湖水亭にも沢山のお客様を迎えることができました。
朝方は雨だったのですが『何とかと秋の空』とはよく言ったものです。
天気が回復することを皆さんお分かりのようで朝10時頃には管理棟の駐車場には沢山の車が・・・
管理棟や湖水亭を見下ろす高台にキノコの集団発見です。
食べられないキノコなんてつまらない、と言われる方、見てください。
きれいですよね。
分かってもらえますよね、この魅力?
堂々としたこの姿、立派でしょう。
鹿や猪や狐や狸、そして猿からも身を守り、こんな景色の良い場所を独り占め、
うらやましくなりませんか・・・
湖水亭はどこかって?
後ろに見えるのが湖水亭、おおよその場所、分かっていただけましたでしょうか・・・
このキノコ、墓園からもはっきり見える大きさですからチャンスがあれば見つけてください・・・