春の準備
三寒四温と言う言葉がありますよね。
本来は中国北東部や朝鮮半島の冬の天候を指した言葉で
冬の季語とのことですが、日本では春の気配を感じる季節、
そう今からの季節、春の訪れを見つけたくなる時・・・
先日の雪の朝です。寒そうですよね、でも外に出てみると・・・
何処か、春の気配を感じませんか?
春の雪は真綿で包んだような雪、植物が動き出しているかのような・・・
そして今日の近江庭園・・・
近江庭園の今の見どころは杉苔とキチジョウソウ。
眺めていますと意外なものを発見?
ムラサキサギゴケの白い実のようなもの?
花は昨年春に見たから知っていますが・・・
なんだと思いますか?
実は、粒状の肥料なんですって!
根が動き出す今が肥料のやり時、
皆さんの家庭でもきれいな花が見たかったら今ですよ、いま!!
近江庭園ではまだ春の花は咲き出しませんが、春が近いことを職人さんが蒔いた肥料を見て感じました。
わたしも次の休日にはお花や植木に肥料をやろーと・・・
まだまだ寒い日が続きますが、春は着実に近づいてますね。
精耕雪読 !?
滋賀県は南北に長い県、海には接していませんが北と南では気候は全く違います。
一月の大雪のときも北では流通が止まってしまったほど、
湖水亭のあるびわこ墓園は滋賀県の南、雪による被害は全くありませんでした。
降雪のあった翌朝、墓園の礼拝堂に日が差す様子が分かりますか?
温もりを感じ指すほどの光と雪ですよね。
でも、寒くないかと言ったらやはり寒いんです。
大雪の数日後の霜の朝です。
湖水亭手前のロータリー、カイノキの植えられている芝が凍てついている様子わかりますか?
見方によってはとてもキレイなんですが・・・
そしてまた、2月に入って雪が降りました。
舗装された道路に雪が積もるほどではありませんが近江庭園の雪景色を見ていただきます。
雪にすっぽり覆われない時が良いですよね。
岩が露出し、下草を雪で隠しだしたとき・・・
晴耕雨読と言いますが、こんな雪の日に厳しい岩組と下草を
真綿のような雪で覆った景色に時たま目をやりながら読む本・・・
湖水亭売店では書籍も扱っているんですよ。
大きな本屋さんでは売り切れになってしまった本がここに来れば見つかるんですって・・・
知る人ぞ知る貴重な情報、このブログを見てよかったでしょう。
湖水亭でも隣の休憩所でもこんな景色を見ながら過ごす雪の日っていかがでしょうか?
ゆっくりしていってくださいね。お待ちしてま~す・・・
新メニュー『近江御膳』はじめました!
寒さの厳しい日が続きますね。お元気でしょうか?
先日、湖水亭にお見えになった客様から
「滋賀県に墓参に来たのだから近江らしい食事を頂きたい。」
というお声を頂きました。
近江の料理と言ったら近江牛と鮎や鯉など琵琶湖の魚、お酒の好きな方は鮒ずしなんて方も・・・
そんな近江を愛してくれる方のために湖水亭では『 近江御膳 』をご用意いたしました。
近江の郷土料理を御膳に集めたバラエティー豊かなメニューです。
メインは鮎の甘露煮、美味しいですよね~
ところで、琵琶湖で捕れるの鮎は川で捕れるものほど大きくならないって知っていました?
琵琶湖で生まれたアユが他県の川に放流されると大きく成長するんですって・・・
湖産エビの海老味醂と近江牛のうま煮小鉢も近江を感じることができる逸品、
それに八幡こんにゃく(赤こんにゃく)と日野菜漬を近江米でいただきます。
赤こんにゃくは、滋賀県内の近江八幡地域と永源寺地域で違うって知ってますか?
永源寺地域で作られる赤こんにゃくの赤はトウガラシとノリだそうですが、
近江八幡地域で作られる八幡こんにゃくはベンガラだそうです。
同じ赤色のコンニャクでも地域差があるんですよね・・・
そして近江御膳を頂くときは湖水亭の席も選びたいですよね。
窓際の近江庭園の見える席、冬しか見えない景色もまた風情があります。
先日の雪のときも、とっても奇麗だったんですよ。
その様子は次回のお楽しみとして、今日は近江御膳のご紹介。
そうだ、意外と雪の日がチャンスかも・・・びわこ墓園は滋賀県の南に位置しますから
雪の心配はそれほどありません。
ただ凍結しますので特に朝夕の気温の低い時は気を付けてお越しください・・・
そして、こんなメニューできないか等、ご意見を頂ければ湖水亭は真剣に考えます。
だって、皆さんに喜んでいただける料理を提供できるってやっぱりうれしいですよね。
寒いなんて言ってないで美味しい料理を食べに来てください。
皆様のご来園をお待ちしています。
墓園の雪景色
穏やかに新年を迎えましたが、墓園にもとうとう雪が降りました。
近江庭園や墓園の雪景色、想像以上に幻想的で素敵な風景を私たちに届けてくれました。
でもその前に自然の素晴らしさから・・・
墓園に入る前に瀬田川を渡ります。
南大津大橋からの雪景色、絵葉書みたいですね。
この景色を見てから墓園に入ります。
右端が正門と管理棟、そして湖水亭は左端、墓園の中を約900m、
この壮大な風景を想像できますか?
墓園の進入路には雪はありません。
今回は10cmくらい積もったのですが、意外と融けるのが早いんです。春の雪みたいに・・・
正面、奥に見えるのが湖水亭、道路には雪がないでしょう
湖水亭の玄関で待っていたのが雪だるまの近江チャン、
作者はスタッフの原チャンですが・・・
湖水亭の前で、近江チャンがお待ちしています。
ただ、お出迎え期限つきなのでお早目に・・・
近江庭園の雪景色は次の機会に見ていただきますね。お楽しみに・・・
寒さ厳しいですが、くれぐれも風邪など引かれませんように!
2017年新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
昨年5月20日開園と同時に湖水亭もオープンさせていただき、沢山の皆様にご利用いただきました。
今年も皆様にゆっくりとくつろいでいただけるようスタッフ一同頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
湖水亭のあるびわこ池田記念墓地公園は、元旦・2日は開園していたんですよ。
知っていましたか?
湖水亭玄関に手作り門松を飾りつけ、ご来園をお待ちしていたところ、
元旦、2日とも約1,200人もの大勢の墓参にみえるお客様をお迎えすることが出来ました。
ご用意させていただいた甘酒も3時頃には完売し、
大反響にスタッフも大慌てでした。
今年のお正月は暖かくて気持ちの良い日が続きましたよね。
ゆっくり休めましたか?
今年は酉年、大きく飛翔する年だそうです。
飛び立つには挑戦意欲が欠かせませんよね。
昨年、春に写した子育て中の“ケリ”と言う野鳥です。
近づいたら目出度い(めでたい)扇を広げてくれました?
(子育ての母の強さを見ました)
そして5月の開園前に3羽の子供が巣立ちました。
今年はその成長した姿を見せてくれると思います。
鳥さんも皆さんも墓園に見えたときは必ず湖水亭に立ち寄ってくださいね。
湖水亭スタッフブログはびわこ池田記念墓地公園の四季を紹介するとともに
皆様に愛されるお店でありたいと願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご来園をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
ヒカゲノテンチョウ?
平成28年も後わずか、今年最後のスタッフブログ、いつも覗いていただき感謝しています。
湖水亭スタッフの紹介、今年のオオトリは当然、店長ですよね。でもその前に・・・
こんな植物、ご存知ですか?
新年は常盤木と言って、常緑の松や竹が喜ばれますが冬に見る緑の植物って新鮮ですよね。
この植物、実はシダの仲間なんです。
シダは冬、枯れないのでお餅のお供えの下にウラジロと言うシダを敷きますよね。
でも全然違います・・・
このシダ、墓園の敷地(ネットの外ですが)で見ることができます。
名前はヒカゲノカズラと呼びます。カズラは蔓の意味、シダらしくないシダですが・・・
育つ場所は水はけがよく、湿気があり、適度に太陽が当たる場所。群生してますよね。
いつも青々としているところが、
若くはつらつとした店長を思い起こさせる植物だと思いませんか?
湖水亭の鈴木店長、28歳、独身、気になりますよね。
しかし、若くても気遣い・気配りは若さを感じさせません。ご安心ください。
そして店長に新メニューを尋ねると即座に
『 カレーうどん、美味しいですよ。』
お正月に美味しい料理をたくさん食べた方を意識しているようです。
そして、『小上がりの席で緑のコケ庭を見ながらゆったりといただいてください。』とのこと。
お一人様でもゆっくりしていってください。
そして、鈴木店長を見かけたら話しかけてみてください。
ちょっとはにかむかもしれませんが、優しい店長です。
スタッフの間でも・・・
今年最後スタッフブログでした。
良いお年をお迎えくださいね。
ありがとうございました。
~湖水亭年末年始の営業時間のお知らせ~
年末は26日まで通常通り営業いたします。
新年元旦、2日は、営業時間を10時~16時に短縮し、
またメニューも一部変更して営業いたします。
通常営業は1月5日からになります。
さらに、お正月お年玉企画として、元旦、2日は
先着100名様に甘酒の振る舞いをいたします。
ノンアルコールなので運転も大丈夫です。
墓参にお越しの際は、湖水亭まで是非お立ち寄りください。
皆様のご来店をお待ちしております。
綺麗な花には・・・
湖水亭の裏山にモチツツジが咲いているのを見つけました。
このツツジ関西ではどこでも見られるツツジなのですが
関東では見ることができません。
静岡県から岡山県に自生するツツジだそうです。
このツツジと沖縄のリュウキュウツツジやケラマツツジを掛け合わせたものが
皆さんよくご存じのヒラドツツジやオオムラサキツツジだそうですよ。
そして小枝や葉や花、何処を触ってもべたつく為、モチツツジという名前が付いたとか・・・
これは虫などの害虫から身を守るためだそうです。
通常は4月から5月頃に咲く花ですが・・・今年は異常…ジャーないんです。
わりかし季節外れに咲く性質を持っているようです。
やはり女ごころ、いつもきれいな姿を見ていただきたいんでしょうね・・・
今日紹介する湖水亭スタッフ、レジやサービスの副責任者、井関さん。
皆さんよくご存じですよね。
明るくしっかりとした応対、湖水亭で食事をされたほとんどの方はお気づきかと思います。
こんどお会いした時にはお気軽にお声掛けください。
きっと大きな声で返事が返って来るかと思います。
そんな井関さんがお薦めのテイクアウトメニューがこちら・・・
ドーナツに代わって新登場のシナモンの香りのするチュロス(¥150)、
とってもコーヒーに合うんですよ。
コーヒーのお代わりをしたくなるほどです・・・
近江庭園を眺めながらゆっくりくつろいで帰ってくださいね。
皆様のご来店をお待ちしております。
光と影
一段と気温が下がり寒さが厳しくなってきましたね。
そんな季節だからこそ、みれる風景があります。湖水亭の朝霧の様子です。
ここ最近このような光と影をもたらす朝霧が墓園全体を包み込んでいます。
瀬田川の霧の発生は秋から冬の天気の良い、キモチ暖かい朝、
大津市内は快晴なのですが南郷の洗堰から下流、墓園に着くと青空は見えません。
管理棟から湖水亭までの900m、ゆっくり車を進めます。
すると、一筋の光が墓石を照らします。そしてその光は増々拡大していきます。
湖水亭に着き、振り返ってみると朝霧は瀬田川に沿い残っている様子が覗えます。
そして究極のもう一枚、
光と影そして霧、この3つが織り成す風景を見れた日は、感動です。
静寂の中にまっすぐ差し込む太陽の光が、今日一日の活力になるのは、間違いありません。
湖水亭のスタッフもこの活力を頂き皆様をあたたかくお迎えしたいと日々思っています。
そしてお約束の湖水亭スタッフ紹介です。
今日見ていただいた写真すべて料理長を紹介するための前振りです。
やはり最高のものでなくてはいけません。
湖水亭の初田料理長はプリンスホテルが運営する瀬田ゴルフコースの料理長を長く勤められた
料理のプロフェッショナル、そして料理だけではなく当然ゴルフもまた芝を見る眼もプロ級とか・・・
怖そうに見えますが本当はとても優しいお人柄、
ほとんど厨房の中におりますが見かけたら声をかけてくださいね・・・
美味しかったよ、なんて言っていただけると、また明日も頑張ろうなんてね・・・
最後に、湖水亭年末年始の営業時間のお知らせです。
年末は26日まで通常通り営業いたします。
新年元旦、2日は、営業時間を10時~16時までに短縮し、
またメニューも一部変更して営業いたします。
通常営業は1月5日からになります。
さらに、お正月お年玉企画として、元旦、2日は
先着100名様に甘酒の振る舞いをいたします。
墓参にお越しの際は、湖水亭まで是非お立ち寄りください。
皆様のご来店をお待ちしております。
新しい息吹
湖水亭の前庭、近江庭園の紅葉もすっかり落ち、冬支度が始まっています。
そして流れの岩組がより一層際立ってきました。
そんな中この花が寒さにもめげず、きれいな花を咲かせてくれています。
なんという花だか分かりますか?
ノジギク(野路菊)と呼ばれる西日本の沿岸に咲く野菊の代表種です。
花って咲く順番があるんですかね。
春、北海道の原生花園では野の花が一斉に咲くと聞きますが
温暖な関西では一年中何かしら見ることができますよね。
近江庭園には他にも沢山の野草が植えられていますが
庭園の中に入ることができませんので写真でお見せしますね。
今咲いているこの花、タツナミソウと言います。
同じ方向を向いて波立つ姿からの命名ですがとってもかわいい波ですよね。
命名者の感性のすごさを感じますよね。
キツジョウソウの中にモミジの実生苗を見つけました。
よく見るといたる所にモミジが生まれています。
この生命力、素晴らしいと思いませんか。
近江庭園は今年竣工したばかりですが・・・
湖水亭もこの春に産まれたばかり、
このモミジと一緒に成長し皆様に愛され喜ばれるよう頑張りますので暖かく見守ってくださいね。
そして皆様も風邪などひかないで頑張ってくださいよ。
それから次回から湖水亭のスタッフを紹介しますね。
名前を覚えて呼んでいただけるととてもうれしいです。
芝生管理の男たち
前回、芝生の紅葉を見ていただきました。
今日はそんな芝生墓地公園で働く、芝を管理している偉大な仲間たちを紹介しましょう。
広大な墓地公園の芝生面積は160000㎡、甲子園球場のグランド12個分の広さだそうです。
この芝を管理しているのはゴルフ場でキーパーを経験された芝生のプロフェッショナル、
農薬は一切使わずに手抜き除草をし、芝生を育てているんですって・・・
そして雑草は春夏秋冬、生える草が違うんだそうです。知っていました?
大変なんですね。そして芝刈りや肥料撒きや芝の更新作業と一年中休んでいる暇はないそうです。
冬とはいってもまだ紅葉が残る墓園で芝生の管理をしている皆さんを写真に撮らせていただきました。
墓参に見える方々に出来るだけご迷惑をかけないよう作業していますが
お気づきのことがありましたら気軽にお声をかけてくださいとのこと。
元気さが伝わってくる写真でしょう。
びわこ池田墓地公園はこのような皆さんにも守られて運営出来ていることに気づかされます。
寒さの厳しい日はその分だけ温もりを感じることができるそうです。
湖水亭で温かいお飲物をご用意しお待ちしております。
寒さ厳しい折は、ゆったりとおくつろぎください・・・